施工期間:全体5カ月 メインロビーやトレーニングジム施工期間:5日間
横浜市国際プールのメインロビーのオートリフターの照明のLED化が完了しました。既存の400Wの水銀灯が埋込ダウンライトとして活用されているのをLED照明へ交換しました。オートリフターを活用して、手元での交換を行い、施工期間の工期短縮に努めました。昼間は多くの住民の方が横浜国際プールを使用されるため、施工は閉館後になります。また、ほぼ毎日使われている為、なるべく短時間で施工を終わらせていく必要があります。
既存のオートリフターを活用していくことで、工期短縮に努めていきます。
リフターの活用で、手元での交換を行い、一気に24台ほどの照明器具を交換しました。
トレーニングジムは特殊な天井に400Φの照明を挟み込んだハニカム構造で、既存の照明が吊るしてあります。
400Φのダウンライトの照明も世の中には存在しないのと、天井のボードを挟み込む形での器具が必要になります。また、開口寸法のΦ数が大きいほど、基本的にLED照明の場合は明るさが増していきますので、この400Φの開口寸法の場合は、明るさが2000lm以上などになります。しかし、実際にジムでは、ベンチプレスを行ったりするため、トレーニング者は天井を見ることになります。そうしますと非常に眩しい照明を直視することになります。特にLED照明は、直進性の光が強いと言われますが、直視するとさらに眩しく感じます。
【今回のカスタム照明のポイント】
・ベンチプレスをしている方が眩しくない様に、照明の照度を落とす:昼白色:5000K 光量:1000lmほど
・ベンチプレスをしている方が眩しくない様に、直進性の光を拡散・柔らかくする為、乳白カバーを2重にする。
・既存の照明の開口寸法400Φに合わせたハニカム構造で、天井を挟み込むLED照明を製作し、工期短縮を行うようにします。
照度を一定に保ちながら、ベンチプレスで上を向いて、筋トレをする方が眩しくない様に光を拡散させています。
【メインアリーナの間接照明】
・メインアリーナの間接照明関係は、LED照明の蛍光灯型LED照明を管球交換で対応-廃棄ロスを減らすためのSDGs対策です。
【正面エントランスやフットライトのLED照明】
【駐車場のLED照明】
・器具の落下防止の為、ネットが張ってあり、蛍光40W型1灯式の器具を器具ごと交換は不可能なため、40W型蛍光灯のタイプで管球交換で約500本ほどを対応します。SDGs対策にもなります。
約5カ月の施工期間中は、現場関係者の方々の多大なるご協力を頂きまして、ありがとうございました。